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「開眼法要とは?」

開眼法要というのは、
寺社仏閣やお墓、仏壇などに魂を入れる儀式、と定義されています。

今回は、お墓に限っての開眼法要についてお話ししていきます。
日本では、何事も魂を入れなければただの箱にすぎないと、
魂を大切にする文化が根付いています。

お墓の場合でもその思想は健在で、
たとえどんなに立派なお墓を作っても、魂がなければただの箱。
魂が入ることで初めて仏塔になるというわけです。

では開眼法要は実際には何をやるか。
これはお寺の方針などによりまちまちなのですが、
一般的なところをご紹介します。
といっても、そう特別なことをするわけではありません。

仏式で葬儀が行われ、これから納骨という場合、
読経・焼香を経て親族は全員お墓へ向かいます。
墓前にしろ布を敷いた机を置き、
そこに花を立て、供物を置き、さらにそこで読経と焼香。
ここまでが開眼法要。
あとは納骨という流れになります。

開眼法要はお墓が建ってからできるだけ、
間をあけないように行うのが好ましいとされています。
そのため、納骨と一緒に行われることが多く、
お墓だけを先にたてた場合であれば開眼法要だけをやることになります。

この開眼法要はその呼び方も様々。
開眼供養、入魂式、魂入れ、お性根入れなどとも呼ばれています。
お性根入れって、面白いですね。

開眼法要を行う場合の費用は、これもピンキリ。
ただ一般的には3万円から5万円が相場のようですね。
ちなみに、お寺の関係者さんによると最近では開眼法要を省略してしまう人が多いそうです。
また、開眼法要中でも今ひとつまじめにやらない若年者が多いのだとか。

この不況ですから、削れるものは削りたいというのが本音の所でしょうか。
死んでしまえば全て終わりと、科学的にものを考える人が増えた影響もありそうです。

宗教上のことですので個人の自由と言えばそれまでですが、
古くからの日本の風習が形骸化してしまうのは、少し寂しい気もします。

皆さんはどうお考えですか?
何かとお金がかかるのは事実ですから、遺産相続について学んでみるのもよいでしょう。